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1.音声読み上げ
2.パブリッシャー
3.My RCM
4.My RCM オンラインストリーミング

5.タイムスケジュール
 1.音声読み上げ

RCMでは、音声機能が充実しています、デフォルトで英語、ドイツ語、日本語のセットが準備され、イベント設定により任意の音声ファイルを再生することが出来ます
環境設定/言語/マイクのアイコン(音声)でJapaneseを選択することにより日本語セットが使用可能となります

音声イベントを設定するには、レース管理から音声・字幕メッセージ/音声管理を選択します

また、計測画面のツールボタンからも音声アナウンス管理ウインドウを開くことが出来ます


レース情況に伴い、RCMではこのタイミングで音声ファイルを再生するというリンクが貼られています
上図の音声イベントリストでこのリンクのアクティブ・非アクティブの選択が出来ます
緑のドットがアクティブ、非アクティブの場合は赤ドットで示されます

各イベントをダブルクリックするかイベントの設定で有効にするのチェックボックスでオン・オフとなります

上の例だとスタート30分前にアナウンス25分から4分前は無音、3分前から20秒前まで、スタート前カウントダウンをフリー、プラクティス〜決勝まで行うようになっています
レース管理、残り時間も個別に設定できます

イベントによっては、数種類のファイルを選択する場合もありますので左赤丸をクリックしてファイルを選択してください

その他、ファイル名を直接指定する場合は手動で設定します

ファイル名は英語で表示されています

選択したファイルを試しに再生する場合はスピーカーボタンをクリックすることにより再生して視聴することが出来ます

デフォルト以外の音声ファイルや、設定の異なる音声読み上げを保存する場合は音声セット作製して保存、呼び出しが可能です


 2.パブリッシャー
RCMはレース管理ソフトですから、計測中に計測以外の操作をする場合もあります、瞬間的に計測結果を見ることが出来なくなることも想定され、レースに集中している助手にとっては迷惑なわけです
そこで、レースモニター用のアプリとしてパブリッシャーが準備されています
スパークのRモニターやマイラップスモニターと同様なソフトといえます
RCMと同様にインストール、言語変更で日本語を選択して使用準備を行います
インストールが成功すると左のアイコンが生成されます


画面構成はRCMの計測画面とほぼ同じですが、タイムスケジュールに対する遅延表示を非表示にすることが出来ます

RCMとの接続は、RCMの接続設定でパブリッシャーを選択し、アクティブをチェック、このとき接続IPアドレスとポート番号を確認し、パブリッシャーのメニュー設定からオプションを選択しNetworkで接続設定をあわせ接続をアクティブにします

RCMを起動したPCで計測画面上ヒートを選択することによりパブリッシャーの画面表示がリフレッシュされます

またsettingにより、下部のメッセージパネルを非表示にしたり

RCMのカウントダウンを拡大、もしくは全画面表示し助手がスタートのタイミングを適切につかむことが可能となります

また表示を設定時間分ずらして時間差表示することも出来ます
使用条件に合わせて設定してください

カウントダウン全画面表示
 3.MyRCM
イベント毎のレース情報、オンラインエントリー、ドライバーリスト、ラップチャート、予選、決勝結果等をインターネットに自動転送表示させる機能です、掲載ページにリンクを貼っておけば、改めてレース結果を編集・アップロードする手間はありません
この機能を使用するには、イベント登録時にMy RCMのチェックボックスにチェックを入れるだけで機能します、従来はサーバー設定が必要でしたが、個々のイベントのMyRCMチェックボックスをチェックするだけで情報がアップロードされます。

また、アップロード済みのイベントであっても、チェックを外せばMyRCMサーバーリンクが削除され一般公開はされません(再チェックで公開されます)

また、イベントの開催日程以降では、大会データはロックされ、上書きを防ぐ機能が追加されました。 レース終了後にテスト等で該当レース結果を編集した場合等でも、 公式発表のデータは保護されます、 逆に後日公式結果を編集する場合は、 チェックを外すことにより、 データを上書きできます。

計測マシンをネットに接続し、MyRCMサーバーに接続すると画面下の左インジケーターが緑表示になります 下説明のオンラインストリーミングがアクティブになると2つとも緑表示となります 

 4.オンラインストリーミング
レースをリアルタイムでインターネットで計測画面を配信する機能です、ライブストリーミング配信されますから、地球の裏側に居てもリアルタイムでレースを実況することが出来ます
以前はデータ転送アプリ=Web Publisherを必要としていましたが、現在は、オンラインストリーミングライセンスを有効にし、MyRCMに接続するだけでオンラインストリーミングが可能となっています。

オンラインストリーミングライセンスは年間ライセンスで金額は税込み
4,140円です

オンラインストリーミングをアクティブにするには、イベントを読み込み、練習・CP・予選・決勝、いずれかの計測画面を開くとネット上にレース計測画面が表示されます。

画面はブラウザで閲覧できますので、インターネットをみることが出来る端末があれば、どこでもレース結果をライブ観戦できます。 この技術により地球の裏側で開催される世界選手権も実況観戦で応援できるということですね。

また、スマホ専用アプリもAPPストアやグーグールプレイで販売されています。 インストールすれば、便利に利用することが出来ます。
 5タイムスケジュール
タイムスケジュールを作製することにより、イベントの自動運営が可能になります
自動運営とは、設定時間にスタートし、レースが終了すると結果を自動印刷することも可能となります。
万一不慮のトラブルが発生した場合は、キーボード操作が優先されます、 また、前スケジュールが終了しなければ、次レースはスタートしないので、遅れることはありますがヒートが中断されてしまうようなことはありません

タイムスケジュールは、レース管理メニューから開くか計測画面ツールから開くことが出来ます
左上の新規作成アイコンをクリックすると、タイムスケジュール設定画面が開きます
この画面でタイムスケジュール名、MyRCM表示・非表示、ヒートインターバル設定を行います
設定を保存すると画面左側にレースエクスプローラーが表示されますので右フレームにドラッグ等でタイムスケジュールを作製し左上保存ボタンで確定してください